#【コメント】
# coding【エンコード宣言】
'''【ドキュメンテーション文字列】
pass【処理なし】
assert【診断 (デバッグ)】
#【コメント】
メモ
- コメントの記述
- 単一行のみ (単独・コード後方 で使用可)
コード途中のコメント構文はなし・連続したコメント行は個々に指定 - バックスラッシュ (
\
) による継続行には使用不可 - 構文的なインデントの考慮不要 (インデント量は関係なくエラーなし)
- コード後方で使用する場合、2個以上のスペース・#・1個のスペース の後にコメントを推奨 (PEP8: Inline Comments)
- 単一行のみ (単独・コード後方 で使用可)
- 関連
構文
# コメント (行末まで)
例
# coding【エンコード宣言】
メモ
構文
1行目か2行目(1行目もコメントのみ)のコメントが、下記の正規表現 (参照:re:正規表現パターン)
coding[=:]\s*([-\w.]+)
下記を推奨
# -*- coding: エンコーディング名 -*-
# vim:fileencoding=エンコーディング名
エンコーディング名下記表参照
エンコーディング名 (一部)
※大文字と小文字の区別なし・ハイフンとアンダースコアの区別なし (別名として有効)エンコーディング名 | 別名 |
---|---|
英語・UTF | |
ascii | 646 us-ascii |
cp037 | IBM037 IBM039 |
cp437 | 437 IBM437 |
utf-7 | U7 unicode-1-1-utf-7 |
utf-8 (デフォルト) | U8 UTF utf8 |
utf-8-sig | |
utf-16 | U16 utf16 |
utf-16be | UTF-16BE |
utf-16le | UTF-16LE |
utf_32 | U32 utf32 |
utf_32_be | UTF-32BE |
utf_32_le | UTF-32LE |
日本語関連 | |
cp932 | 932 ms932 mskanji ms-kanji |
euc-jis-2004 | jisx0213 eucjis2004 |
euc-jisx0213 | eucjisx0213 |
euc-jp | eucjp ujis u-jis |
iso-2022-jp | csiso2022jp iso2022jp iso-2022-jp |
iso-2022-jp-1 | iso2022jp-1 iso-2022-jp-1 |
iso-2022-jp-2 | iso2022jp-2 iso-2022-jp-2 |
iso-2022-jp-3 | iso2022jp-3 iso-2022-jp-3 |
iso-2022-jp-2004 | iso2022jp-2004 iso-2022-jp-2004 |
iso-2022-jp-ext | iso2022jp-ext iso-2022-jp-ext |
shift-jis | csshiftjis shiftjis sjis s_jis |
shift-jis-2004 | shiftjis2004 sjis_2004 sjis2004 |
shift-jisx0213 | shiftjisx0213 sjisx0213 s_jisx0213 |
例
'''【ドキュメンテーション文字列】
メモ
- ドキュメンテーション用に文字列を記述
- 3個のダブルクォーテーション (""") または シングルクォーテーション (''') で囲む
- 実体は改行付きリテラル文字列で複数行可 (開始位置はインデントの考慮が必要)
- 複数行の場合、終わりは単独の3個のクォーテーションを推奨 (参考: PEP 8:Documentation Strings (英語))
- __doc__ 属性 または help() で参照可能
- ドキュメント化:各種ツールで可能 (通常のコメントを利用してDoxygen でも可)
- 関連
構文
"""ドキュメンテーション (複数行可)"""
'''ドキュメンテーション (複数行可)'''
例
pass【処理なし】
メモ
- 構文的に文が必要な位置に、処理なしとして記述
- 実装までのプレースホルダとして有用
- 関連
構文
pass
例
assert【診断 (デバッグ)】
メモ
- デバッグ時の診断
- 条件に合わない場合にエラー出力
- 関連
構文
assert 判定式
下記と等価
if __debug__:
if not 判定式: raise AssertionError
assert 判定式, メッセージ
下記と等価
if __debug__:
if not 判定式: raise AssertionError(メッセージ)