tkinter.ttk.Treeview【ツリービュー ウィジェット】

メモ  (  用語 作成 フォント 指定行の色等の変更 スクロールバー関連付け  )  仮想イベント オプション メソッド  (  動的外観変更  )

メモ

Treeviewのサンプル画像

仮想イベント

仮想イベント説明
<<TreeviewSelect>> アイテムの選択状態の変更で発生 (クリックによるアイテムの開閉でも発生)
引数
eventイベントオブジェクト
<<TreeviewOpen>> フォーカスがあるアイテムの階層列が開く直前に発生
引数
eventイベントオブジェクト
<<TreeviewClose>> フォーカスがあるアイテムの階層列が閉じた直後に発生
引数
eventイベントオブジェクト

オプション

メモ

オプション 一覧

個別tkttk説明
columnsConfig列識別名 (列数分のシーケンス)
displaycolumnsConfig データ列の表示順序
'#all':定義順
・列識別名のリスト:順序指定 (未指定列:非表示)
selectmodeConfig 選択モード
EXTENDED:複数選択可
BROWSE:単一選択
NONE:選択不可
showConfig 表示対象 (下記の1つ または リスト)
・'tree':階層列 (非表示でも '#0' で参照可)
・'headings':列見出し
デフォルト:['tree', 'headings'] (全て)
(stateflags)state( )
詳細
状態フラグ (組合せ)〔動的外観変更
(なし):通常状態
・'disabled':無効状態 (階層の開閉可)
・'selected':選択状態 (アイテム単位)
xscrollcommandConfig水平方向のスクロール発生時の呼び出し関数
(関連スクロールバーの操作等の処理)
yscrollcommandConfig垂直方向のスクロール発生時の呼び出し関数
(関連スクロールバーの操作等の処理)
テキストtkttk説明
fontStyle 標準アイテムのフォント (tkinter.Font)
(列見出しのフォントはHeading【列見出し】で設定)
サイズ・配置tkttk説明
heightConfig表示行数
(width)幅 (※:column( )【列オプション 取得・設定】の幅により自動補正)
rowheightStyle行の高さ
indentStyle階層のインデント
paddingConfig内部間隔のリスト
(左端・上端・右端・下端の順)
色 関連tkttk説明
backgroundStyle標準アイテムの背景色 (注:tkの一部バージョンで不備)
fieldbackgroundStyle アイテムが存在しない領域の背景色
foregroundStyle標準アイテムの前景色 (注:tkの一部バージョンで不備)
(disabledbackground)Style.map()
[background]
無効状態のアイテムの背景色
(disabledfieldbackground)
Style.map()
[background]
無効状態のアイテムが存在しない領域の背景色
(disabledforeground)Style.map()
[foreground]
無効状態のアイテムの前景色
(selectedbackground)Style.map()
[background]
選択アイテムの背景色
(selectedforeground)Style.map()
[foreground]
選択アイテムの前景色
共通tkttk説明
class_クラス名
cursorConfigマウスカーソル名
nameインスタンス名 (省略:自動命名)
先頭に半角大文字は不可・ドットは不可 / フルパスで一意
インスタンス識別
styleConfig スタイル名 (Treeview)
takefocusConfig[Tab]キー等でのフォーカス移動の有無〔フォーカス関連メソッド
' ' (空文字列):自動設定
False:なし (スキップ)
True:あり (タブストップ)
Heading【列見出し】tkttk説明
スタイル名:Treeview.Heading
Method:heading【列見出し 取得・設定】
backgroundStyle 背景色
fontStyleフォント (tkinter.Font)
reliefStyle 外観
anchorMethod配置方法 (デフォルト:W)
commandMethod列見出しのクリックで呼び出される関数〔
imageMethod列見出しの右端の画像 (例:ソート記号)
textMethod列見出しのテキスト
Item【アイテム】tkttk説明
スタイル名:Treeview.Item
Method:insert【アイテム挿入】item【アイテムオプション取得・設定】
foregroundStyle
indicatormarginsStyle
indicatorsizeStyle
paddingStyle
imageMethod階層列の画像
openMethod子アイテムの展開有無
・False:子アイテムを閉じる
・True:子アイテムを開く
tagsMethodタグ文字列 (複数:リスト)
textMethod階層列のテキスト
valuesMethodデータ列のデータ値 (複数:リスト)
Tag【タグ】tkttk説明
Method※1tag_configure【タグオプション取得・設定】
Method※2tag_bind【タグ用イベント関連付け】
backgroundMethod※1背景色 (注:tkの一部バージョンで不備)
fontMethod※1フォント (tkinter.Font)
foregroundMethod※1前景色 (注:tkの一部バージョンで不備)
imageMethod※1階層列の画像
(event)Method※2各種イベント〔
Cell【データセル】tkttk説明
スタイル名:Treeview.Cell
paddingStyle内部間隔のリスト
(左端・上端・右端・下端の順)
凡例
●:各種方法で指定可能
○:コンストラクタでのみ指定可能
▲:config( ) 等でのみ指定可能
Config:コンストラクタ 及び config( ) 等で指定可能
Style:Style でのみ指定可能
Method:メソッドの引数で指定
Default:デフォルト値
:テーマ依存

動的外観変更

style.map (スタイル名, 対象 = [(状態, 状態の値)])

対象状態オプション備考
background
【アイテムの背景色】
disabled【無効状態】(disabledbackground) (stateflags)【状態フラグ】
selected【選択状態】(selectedbackground)
foreground
【アイテムの前景色】
disabled【無効状態】(disabledforeground) (stateflags)【状態フラグ】
selected【選択状態】(selectedforeground)
fieldbackground
【アイテム外の背景色】
disabled【無効状態】(disabledfieldbackground) (stateflags)【状態フラグ】

色の詳細

説明
'色名'色名:'red'・'green'・'blue'・'gray0'~'gray100'・'system~' 等
下記参照
Tcl8.6/Tk8.6 - Tk Commands - colors
(同名色でも HTML5:カラー定義 と定義に差異あり)
'#RGB'16進 4ビット
'#RRGGBB'16進 8ビット
'#RRRGGGBBB'16進 12ビット
'#RRRRGGGGBBBB'16進 16ビット

配置位置の詳細 ( column( )heading( )Heading-anchor )

配置位置説明
'配置位置'東西南北 (news) を使用した8方向 と 中央の文字列
下記参照
'nw'
NW
'n'
N
'ne'
NE
'w'
W
'center'
CENTER
'e'
E
'sw'
SW
's'
S
'se'
SE

マウスカーソル名の詳細 ( cursor )

マウスカーソル名説明
'マウスカーソル名'下記参照 ('arrow'・'wait' 等)
Tcl8.6/Tk8.6 - Tk Commands - cursors (英語)
Tkinter 8.5 reference: a GUI for Python - Cursors (英語)

内部間隔リストの詳細 ( padding )

指定値説明
[内部間隔 (左), 内部間隔 (上), 内部間隔 (右), 内部間隔 (下)]内部間隔の指定
(左から時計回り)
[内部間隔 (左), 内部間隔 (上・下), 内部間隔 (右)]
[内部間隔 (左・右), 内部間隔 (上・下)]
内部間隔 (上・下・左・右)

外観の詳細 ( Heading-relief )

外観説明
FLATフラット
GROOVE凹み枠
RAISED隆起 (凸)
RIDGE隆起枠 (凸枠)
SOLID実線
SUNKEN凹み

メソッド

コンストラクタ備考
ttk.Treeview(master=None, **kw) コンストラクタ
master親 (tkinter.Tk【トップレベルウィンドウ】・コンテナウィジェット)
kw (キーワード引数)オプション (複数可)
固有メソッド備考
共通 下記で列指定
・列識別名:columns【列識別名のリスト】で指定
・列インデックス (0~):上記列識別名のインデックス
・'#n' (n:0~):表示順の列 ('#0':非表示でも階層列 / '#1'~:データ列)
bbox(item, column=None) 表示領域取得 (ピクセル単位のタプル:左上のx座標・左上のy座標・幅・高さ)
戻り値 (アイテム領域取得:列 省略)アイテム領域 (空文字列:表示なし)
戻り値 (セル領域取得:列 指定)セル領域 (空文字列:表示なし)
itemアイテム ID
column取得 (省略:アイテム全体)
column (column, option=None, **kw) 列オプションの取得・設定
戻り値 (全取得:オプション 未指定)オプションと値の辞書
戻り値 (取得:オプション名 指定)オプション値
戻り値 (設定:オプション値 指定)無効
column
option下記オプション名
kw (キーワード引数)下記オプション
オプション名備考
anchor配置方法 (デフォルト:W)
id列名 (読み込み専用)
minwidth列の最小幅 (ピクセル単位 / デフォルト:20 ピクセル)
stretch 列幅の変更可否
True:変更可
False:変更不可
width列の幅 (ピクセル単位 / デフォルト:200 ピクセル)
delete(*items) アイテム破棄 (復元不可・子孫を含む)
itemsアイテム ID (複数指定可)
detach(*items) アイテム削除 (復元可・子孫を含む)
itemsアイテム ID (複数指定可)
exists(item) アイテムの存在有無
戻り値存在有無 (True:あり / False:なし)
itemアイテム ID
※:detach【アイテム削除 (復元可)】で非表示のアイテムも存在
focus(item=None) フォーカスの取得・設定
戻り値 (取得:引数なし)フォーカスがあるアイテム ID (なし:空文字列)
戻り値 (設定:引数あり)無効
itemアイテム ID
get_children(item=None) 子アイテムの取得
戻り値子アイテム IDのタプル
itemアイテム ID (省略:最上位アイテム)
heading (column, option=None, **kw) 列見出しの取得・設定
戻り値 (全取得:オプション名・オプション値 未指定)オプションと値の辞書
戻り値 (取得:オプション名 指定)オプション値
戻り値 (設定:オプション値 指定)無効
column
option取得するオプション名
kw (キーワード引数)オプション (下記参照)
オプション名備考
anchor配置方法 (デフォルト:W)
command列見出しのクリックで呼び出される関数
image列見出しの右端の画像 (例:ソート記号)
text列見出しのテキスト
Heading【列見出し】
identify_column(x) 列取得 (座標指定)
戻り値'#n'形式の列
xx座標
identify_element(x, y) 要素取得 (座標指定)
戻り値要素名
xx座標
yy座標
identify_region(x, y) 領域名取得 (座標指定)
戻り値領域名 (下記参照)
xx座標
yy座標
領域名備考
'nothing'領域外
'heading'列見出し
'separator'列見出し間のセパレータ
'tree'階層列
'cell'データ列
identify_row(y) アイテム取得 (座標指定)
戻り値アイテム ID (空文字列:アイテム外)
yy座標
index(item) 相対インデックス取得
戻り値親アイテムからの相対インデックス (0~)
itemアイテム ID
insert (parent, index, iid=None,  **kw) アイテム挿入
戻り値アイテム ID (iid)
parent親アイテム ID (最上位:空文字列)
index挿入位置インデックス (≦ 0:先頭 / END:最後)
iidアイテム ID (iid) 文字列 (省略:自動生成)
kw (キーワード引数) Item【アイテム】オプション (スタイル指定以外)
Item【アイテム】オプション備考
image階層列の画像
open 子アイテムの展開有無
False:子アイテムを閉じる
True:子アイテムを開く
tagsタグ名 (複数:リスト)
tag_configure【タグオプション取得・設定】
text階層列のテキスト
valuesデータ列の値 (リスト)
item(item, option=None, **kw) アイテムオプションの取得・設定
戻り値 (全オプション取得:引数省略)辞書型のオプション・オプション値
戻り値 (指定オプション取得:オプション名指定)オプション値
戻り値 (設定:オプション値指定)無効
itemアイテム ID
optionオプション名
kwオプション 〔insert( )【アイテム挿入】のオプション〕
move(item, parent, index)
reattach( ) と同じ
アイテム移動
item移動元アイテム ID
parent移動先親アイテム ID
index親アイテムからの相対インデックス (0~)
next(item) 次アイテム取得 (同一の親:最上位アイテムを含む)
戻り値アイテム ID (空文字列:最後の子)
itemアイテム ID
parent(item) 親アイテム取得
戻り値アイテム ID (空文字列:最上位アイテム)
itemアイテム ID
prev(item) 前アイテム取得 (同一の親:最上位アイテムを含む)
戻り値アイテム ID (空文字列:最初の子)
itemアイテム ID
reattach(item, parent, index) move( )【アイテム移動】 と同じ
see(item) アイテム表示
自動的にスクロール・階層展開
itemアイテム ID
selection( ) 選択アイテム 取得
戻り値選択アイテムのタプル
selection_add(*items) 選択アイテム追加
itemsアイテム ID (複数:アイテム IDのシーケンス)
selection_remove(*items) 選択解除アイテム追加
itemsアイテム ID (複数:アイテム IDのシーケンス)
selection_set(*items) アイテム選択 (指定アイテムのみ選択)
itemsアイテム ID (複数:アイテム IDのシーケンス)
selection_toggle(*items) アイテム選択切換
itemsアイテム ID (複数:アイテム IDのシーケンス)
set(item, column=None, value=None) データ値の取得・設定
戻り値 (全列取得:列・データ値 省略)辞書型の列・値
戻り値 (指定列取得:データ値 省略)データ値
戻り値 (設定:データ値 指定)無効
itemアイテム ID
column
valueデータ値
set_children(item, *newchildren) 子アイテム設定 (元の子アイテムは削除)
itemアイテム ID
newchildren子アイテム (複数可)
tag_bind(tagname, sequence=None, callback=None) タグ用イベントの関連付け (取得・設定・破棄)
戻り値 (全取得:イベント名・コールバック関数 省略)設定済イベント名のリスト
戻り値 (個別取得:コールバック関数 省略)該当のコールバック関数
戻り値 (設定:コールバック関数 指定)無効
戻り値 (破棄:コールバック関数 空文字列)無効
tagnameタグ名
sequenceイベント名 (イベントパターンのシーケンス / 例:'<Button-1>')
callbackコールバック関数 (空文字列:破棄)
tag_configure (tagname, option=None, **kw) タグオプションの取得・設定〔用語-タグ
戻り値 (全取得:タグ名のみ)辞書形式のオプション・オプション値
戻り値 (個別取得:オプション名 指定)オプション値
戻り値 (設定:オプション値 指定)無効
tagnameタグ名
option取得するオプション名
kw (キーワード引数)タグ オプション〔Tag【タグ】オプション
タグ オプション備考
background背景色 (注:tkの一部バージョンで不備)
fontフォント
foreground前景色 (注:tkの一部バージョンで不備)
image画像
関連:insert【アイテム挿入】item【アイテムオプション取得・設定】
tag_has(tagname, item=None) タグの保有有無・タグの該当アイテム取得
戻り値 (保有有無:アイテム指定)保有有無 (True:あり / False:なし)
戻り値 (該当アイテム取得:アイテム未指定)タグを保有する全アイテムのリスト
tagnameタグ名
itemアイテム
xview(*args) 水平方向スクロールコマンド処理
戻り値 (引数なし) 表示されている要素のスクロール位置 (0~1) のタプル (先頭要素, 最終要素)
戻り値 (引数あり)無効
argsコマンド と 引数
コマンドにより下記を呼び出し
xview_moveto【水平方向のスクロール (位置指定)】
xview_scroll【水平方向のスクロール (単位指定)】
※:Scrollbar【スクロールバー】等の関連ウィジェットの command【呼び出し関数】オプションに設定で、 関連ウィジェットの操作が反映
xview_moveto(fraction) 水平方向のスクロール (位置指定)
fraction位置 (0 ~ 1)
xview_scroll(number, what) 水平方向のスクロール (単位指定)
number方向の整数値 (負数:左方向 / 正数:右方向)
whatコマンド文字列 (UNITS:文字単位 / PAGES:ページ単位 / その他:左記の省略形)
yview(*args) 垂直方向スクロールコマンド処理
戻り値 (引数なし) 表示されている要素のスクロール位置 (0~1) のタプル (先頭要素, 最終要素)
戻り値 (引数あり)無効
argsコマンド と 引数
コマンドにより下記を呼び出し
yview_moveto【垂直方向のスクロール (位置指定)】
yview_scroll【垂直方向のスクロール (単位指定)】
※:Scrollbar【スクロールバー】等の関連ウィジェットの command【呼び出し関数】オプションに設定で、 関連ウィジェットの操作が反映
yview_moveto(fraction) 垂直方向のスクロール (位置指定)
fraction位置 (0 ~ 1)
yview_scroll(number, what) 垂直方向のスクロール (単位指定)
number方向の整数値 (負数:上方向 / 正数:下方向)
whatコマンド文字列 (UNITS:要素行単位 / PAGES:ページ単位 / その他:左記の省略形)
共通メソッド (抜粋) 〔詳細はリンク先〕備考
cget( 'option' )
widget['option']
オプション値 取得
下の構文はオプション値の設定も可
config( ~ )
configure( ~ )
オプション 設定・取得
pack( ~ )配置 (パック形式)
grid( ~ )配置 (グリッド形式)
place( ~ )配置 (座標形式)
state( ~ ) ttk状態フラグ 取得・設定
instate( ~ ) ttk状態フラグ チェック

作成

Treeviewのサンプル画像

import tkinter as tk
import tkinter.ttk as ttk

# トップレベルウィンドウ作成
root = tk.Tk()

# ttk.Treeview (Tree)
tree = ttk.Treeview(
    root,
    height=5,
    show="tree",
)
# 列定義
tree.column("#0", width=100)
# アイテム挿入
iid = tree.insert("", tk.END, "ITEM_1", text="Item1", open=True)
iid = tree.insert(iid, tk.END, "ITEM_2", text="Item2", open=True)
iid = tree.insert(iid, tk.END, "ITEM_3", text="Item3")
iid = tree.insert("", tk.END, "ITEM_4", text="Item4")
# 配置
tree.pack(padx=10, pady=10, anchor=tk.W)

# ttk.Treeview (View)
view = ttk.Treeview(
    root,
    columns=["COL_A", "COL_B", "COL_C"],
    height=5,
    show="headings",
)
# 列定義
view.column("COL_A", width=80)
view.column("COL_B", width=80)
view.column("COL_C", width=80)
# 見出し 定義
view.heading("COL_A", text="データ列A")
view.heading("COL_B", text="データ列B")
view.heading("COL_C", text="データ列C")
# アイテム挿入
view.insert(
    "",
    tk.END,
    values=("data-1-a", "data-1-b", "data-1-c"))
view.insert(
    "",
    tk.END,
    values=("data-2-a", "data-2-b", "data-2-c"))
view.insert(
    "",
    tk.END,
    values=("data-3-a", "data-3-b", "data-3-c"))
view.insert(
    "",
    tk.END,
    values=("data-4-a", "data-4-b", "data-4-c"))
# 配置
view.pack(padx=10, pady=10, anchor=tk.W)

# ttk.Treeview
treeview = ttk.Treeview(
    root,
    columns=["COL_A", "COL_B", "COL_C"],
    height=5,
)
# 列定義
treeview.column("#0", width=100)
treeview.column("COL_A", width=80)
treeview.column("COL_B", width=80)
treeview.column("COL_C", width=80)
# 見出し 定義
treeview.heading("#0", text="階層列")
treeview.heading("COL_A", text="データ列A")
treeview.heading("COL_B", text="データ列B")
treeview.heading("COL_C", text="データ列C")
# アイテム挿入
iid = treeview.insert(
    "",
    tk.END,
    text="item1",
    open=True,
    values=("data-1-a", "data-1-b", "data-1-c", "data-1-d"))
iid = treeview.insert(
    iid,
    tk.END,
    text="item2",
    open=True,
    values=("data-2-a", "data-2-b", "data-2-c", "data-2-d"))
iid = treeview.insert(
    iid,
    tk.END,
    text="item3",
    values=("data-3-a", "data-3-b", "data-3-c", "data-3-d"))
iid = treeview.insert(
    "",
    tk.END,
    text="item4",
    values=("data-4-a", "data-4-b", "data-4-c", "data-4-d"))
# 配置
treeview.pack(padx=10, pady=10, anchor=tk.W)

# メインループ
root.mainloop()

指定行の色等の変更

Treeviewのサンプル画像

import tkinter as tk
import tkinter.ttk as ttk
from tkinter import font

# トップレベルウィンドウ作成
root = tk.Tk()
font_bold = font.Font(weight="bold")

# ttk.Treeview
treeview = ttk.Treeview(
    root,
    columns=["COL_A", "COL_B", "COL_C"],
    height=10,
)
# 列定義
treeview.column("#0", width=100)
treeview.column("COL_A", width=80)
treeview.column("COL_B", width=80)
treeview.column("COL_C", width=80)
# 見出し 定義
treeview.heading("#0", text="階層列")
treeview.heading("COL_A", text="データ列A")
treeview.heading("COL_B", text="データ列B")
treeview.heading("COL_C", text="データ列C")
# アイテム挿入
for row in range(1, 10):
    opt_tags = []
    opt_text = f"item{row}"
    opt_values = [f"data-{row}-a", f"data-{row}-b", f"data-{row}-c"]
    if row % 2 == 0:
        opt_tags.append("even")
    else:
        opt_tags.append("odd")
    if row % 3 == 1:
        opt_tags.append("bold")
    if row % 3 == 1:
        parent = ""
    else:
        parent = iid
    iid = treeview.insert(
        parent,
        tk.END,
        text=opt_text,
        values=opt_values,
        tags=opt_tags,
        open=True,
    )
# タグ
# (奇数行の背景色・前景色を変更)
treeview.tag_configure("odd", background="cyan", foreground="blue")
# (3行毎にフォントを変更)
treeview.tag_configure("bold", font=font_bold)
# 配置
treeview.pack(padx=10, pady=10, fill=tk.BOTH)

# メインループ
root.mainloop()

フォント
各種イベント ( 仮想イベント列見出しクリックタグ用イベント )

Treeviewのサンプル画像

import tkinter as tk
import tkinter.ttk as ttk
from tkinter import font


def event_header(msg):
    print("event_header():", msg)
    var_msg_common.set(msg)


def event_tag(event):
    print("event_tag()", event)
    event_type = str(event.type)
    msg = ""
    if event_type == "ButtonPress":
        iid = treeview.identify_row(event.y)
        msg = "<Button-1> " + iid
    elif event_type == "KeyPress":
        iid = treeview.focus()
        msg = "<KeyPress-space> " + iid
    var_msg_common.set(msg)


def event_openclose(event, msg):
    print("event_openclose() ", event)
    var_msg_open.set(msg)


def event_select(event):
    print("event_select():", event)
    msg = "<<TreeviewSelect>> " + str(treeview.selection())
    var_msg_select.set(msg)


# トップレベルウィンドウ作成
root = tk.Tk()
font_heading = font.Font(size=10, weight="bold")
font_std = font.Font(size=10)

# ttk.Treeview
style = ttk.Style()
style.configure(
    "example.Treeview",
    font=font_std,
    )
style.configure(
    "example.Treeview.Heading",
    font=font_heading,
    )
treeview = ttk.Treeview(
    root,
    style="example.Treeview",
    columns=["COL_A"],
    height=11,
)
# 列定義
treeview.column("#0", width=220)
treeview.column("COL_A", width=180)
# 見出し 定義
treeview.heading(
    "#0",
    text="クリック イベント",
    command=lambda: event_header("#0"))
treeview.heading(
    "COL_A",
    text="クリック イベント",
    command=lambda: event_header("COL_A"))
# アイテム挿入
for row in range(1, 11):
    opt_iid = f"item{row}"
    opt_tags = []
    opt_text = f"item{row} (選択・開閉イベント)"
    if row % 2 == 0:
        opt_tags.append("even")
        opt_values = ["タグ用イベント なし"]
    else:
        opt_tags.append("odd")
        opt_values = ["クリック・[space]キー イベント"]
    if row % 3 == 1:
        parent = ""
    else:
        parent = iid
    iid = treeview.insert(parent, tk.END, iid=opt_iid,
        text=opt_text, values=opt_values, open=True,
        tags=opt_tags)
# タグ
treeview.tag_configure("odd", background="cyan", foreground="blue")
treeview.tag_bind("odd", "<Button-1>", event_tag)
treeview.tag_bind("odd", "<KeyPress-space>", event_tag)
# 仮想イベント
treeview.bind("<<TreeviewSelect>>", event_select)
treeview.bind(
    "<<TreeviewOpen>>",
    lambda event: event_openclose(event, "<<TreeviewOpen>>"))
treeview.bind(
    "<<TreeviewClose>>",
    lambda event: event_openclose(event, "<<TreeviewClose>>"))
# 配置
treeview.pack(padx=10, pady=10, fill=tk.BOTH)

# Label (common)
var_msg_common = tk.StringVar(value="var_msg_common")
label_common = tk.Label(
    root,
    font=font_std,
    textvariable=var_msg_common,
    anchor=tk.W,
    relief=tk.SUNKEN,
)
label_common.pack(side=tk.BOTTOM, fill=tk.X)

# Label (open/close)
var_msg_open = tk.StringVar(value="var_msg_open")
label_open = tk.Label(
    root,
    font=font_std,
    textvariable=var_msg_open,
    anchor=tk.W,
    relief=tk.SUNKEN,
)
label_open.pack(side=tk.BOTTOM, fill=tk.X)

# Label (select)
var_msg_select = tk.StringVar(value="var_msg_select")
label_select = tk.Label(
    root,
    font=font_std,
    textvariable=var_msg_select,
    anchor=tk.W,
    relief=tk.SUNKEN,
)
label_select.pack(side=tk.BOTTOM, fill=tk.X)

# メインループ
root.mainloop()

スクロールバー関連付け

Treeviewのサンプル画像

# scrolledtreeview.py
from tkinter import Frame, Pack, Grid, Place
from tkinter.ttk import Treeview, Scrollbar
from tkinter.constants import HORIZONTAL, NSEW


class ScrolledTreeview(Treeview):
    def __init__(self, master=None, **kw):
        name = kw.get("name")
        if name == None:
            name = ""
        self.frame = Frame(master, name=name)
        self.frame.rowconfigure(0, weight=1)
        self.frame.columnconfigure(0, weight=1)
        self.vbar = Scrollbar(self.frame)
        self.vbar.grid(row=0, column=1, sticky="NWS")
        self.hbar = Scrollbar(self.frame, orient=HORIZONTAL)
        self.hbar.grid(row=1, column=0, sticky="SWE")

        kw.update({'yscrollcommand': self.vbar.set})
        kw.update({'xscrollcommand': self.hbar.set})
        Treeview.__init__(self, self.frame, **kw)
        self.grid(row=0, column=0, sticky=NSEW)
        self.vbar['command'] = self.yview
        self.hbar['command'] = self.xview

        text_meths = vars(Treeview).keys()
        methods = vars(Pack).keys() | vars(Grid).keys() | vars(Place).keys()
        methods = methods.difference(text_meths)
        for m in methods:
            if m[0] != '_' and m != 'config' and m != 'configure':
                setattr(self, m, getattr(self.frame, m))

    def forget_hbar(self):
        self.hbar.grid_forget()

    def forget_vbar(self):
        self.vbar.grid_forget()

    def __str__(self):
        return str(self.frame)
import tkinter as tk
from scrolledtreeview import ScrolledTreeview


class MyScrolledTreeview(ScrolledTreeview):
    def __init__(self, master=None, **kw):
        ScrolledTreeview.__init__(
            self,
            master,
            columns=["COL_A", "COL_B", "COL_C"],
            height=5,
            **kw)
        # 列定義
        self.column("#0", width=100, minwidth=100)
        self.column("COL_A", width=100, minwidth=100)
        self.column("COL_B", width=100, minwidth=100)
        self.column("COL_C", width=100, minwidth=100)
        # 見出し定義
        self.heading("#0", text="階層列")
        self.heading("COL_A", text="データ列A")
        self.heading("COL_B", text="データ列B")
        self.heading("COL_C", text="データ列C")
        # アイテム挿入
        for row in range(1, 11):
            if row % 3 == 1:
                parent = ""
            else:
                parent = iid
            iid = self.insert(
                parent,
                tk.END,
                iid=f"item{row}",
                text=f"item{row}",
                values=[f"data_{row}_a", f"data_{row}_b", f"data_{row}_c"],
                open=True,
                )


# トップレベルウィンドウ作成
root = tk.Tk()
root.geometry("300x700")

# ScrolledTreeview (1)
treeview_1 = MyScrolledTreeview(root)
treeview_1.pack(padx=10, pady=10, anchor=tk.W, fill=tk.X)

# ScrolledTreeview (2)
treeview_2 = MyScrolledTreeview(root)
treeview_2.pack(padx=10, pady=10, anchor=tk.W, fill=tk.X)
treeview_2.forget_hbar()

# ScrolledTreeview (3)
treeview_3 = MyScrolledTreeview(root)
treeview_3.pack(padx=10, pady=10, anchor=tk.W, fill=tk.X)
treeview_3.forget_vbar()

# ScrolledTreeview (4)
treeview_4 = MyScrolledTreeview(root)
treeview_4.pack(padx=10, pady=10, anchor=tk.W, fill=tk.X)
treeview_4.forget_hbar()
treeview_4.forget_vbar()

# メインループ
root.mainloop()

動的外観変更

Treeviewのサンプル画像

import tkinter as tk
import tkinter.ttk as ttk

# トップレベルウィンドウ作成
root = tk.Tk()

# Style
style = ttk.Style()
style.theme_use("alt")  # for fieldbackground
style.configure(
    "example.Treeview",
    background="yellow",
    fieldbackground="darkgray",
    foreground="blue",
)
style.map(
    "example.Treeview",
    fieldbackground=[
        ('disabled', 'black'),
    ],
    foreground=[
        ('disabled', 'black'),
        ('selected', 'red'),
    ],
    background=[
        ('disabled', 'darkgray'),
        ('selected', 'lightgreen'),
    ],
)

# ttk.Treeview
treeview = ttk.Treeview(
    root,
    style="example.Treeview",
    columns=["COL_A"],
    height=10,
)
# 列定義
treeview.column("#0", width=100)
treeview.column("COL_A", width=100)
# 見出し 定義
treeview.heading("#0", text="階層列")
treeview.heading("COL_A", text="データ列")
# アイテム挿入
iid = ""
for row in range(1, 10):
    if row % 3 == 1:
        parent = ""
    else:
        parent = iid
    iid = treeview.insert(parent, tk.END, iid=f"item{row}", text=f"item{row}", values=f"data{row}", open=True)
# 選択
treeview.selection_set(["item4", "item5", "item6"])
# 配置
treeview.pack(side=tk.LEFT, padx=10, pady=10)

# ttk.Treeview (disabled)
treeview_disabled = ttk.Treeview(
    root,
    style="example.Treeview",
    columns=["COL_A"],
    height=10,
)
# 列定義
treeview_disabled.column("#0", width=100)
treeview_disabled.column("COL_A", width=100)
# 見出し 定義
treeview_disabled.heading("#0", text="階層列")
treeview_disabled.heading("COL_A", text="データ列")
# アイテム挿入
iid = ""
for row in range(1, 10):
    if row % 3 == 1:
        parent = ""
    else:
        parent = iid
    iid = treeview_disabled.insert(parent, tk.END, iid=f"item{row}", text=f"item{row}", values=f"data{row}", open=True)
# 無効化
treeview_disabled.state(["disabled"])
# 配置
treeview_disabled.pack(side=tk.LEFT, padx=10, pady=10)

# メインループ
root.mainloop()